2011年05月02日

引っ越しました

「でるとこ攻略日本史BLOG」は、以下に移転いたしました。
www.derutoko.com/blog/

今後、新しい記事は移行先で更新していきますので、
お手数ですがブックマークの変更をお願いいたします。
このlivedoorBlogは、一定期間経った後、閉鎖する予定です。

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でるとこ日本史プラスを補完する教材は何ですか?

ゴールデンウィークに入って、ブログやサイトを見てくださっている方が増えているようです。携帯の小さな画面ではどうしても得られる情報が少なくなってしまうでしょうが、それでもブログの「カテゴリアーカイブ」に行けば、役立つ情報がたくさん読めます。高速で読みたい方は、ぜひパソコンからごらんください。アクセスも速いでしょうし、大きな画面なら速読もしやすいかと思います。地方のかたで、受験情報鎖国状態に置かれている受験生も、ぜひどうぞ。受験日本史の全体像をいち早くつかんで、勉強の見通しをたてるべきです。

さて今日は、ワセヨビの通年受講生からの質問を紹介します。さすが3月からスタートしているクラスなだけあって、弱点部分を正しくつかんでいるようです。ワセヨビの現役生はすでに10番ページ(中世)に入っているのです。

<Mさん>
石黒先生こんにちは。早稲田予備校で通年授業をとっているMです。私の第一志望は立教大学で、他には明治などMARCHを志望していて、でる日プラスは早慶上智などを志望している人の授業だと思っていたので今は受講していないのですが、通常授業では史料問題や文化史などを詳しく扱っていないので最近不安になってきました。でる日プラスの授業は経済的に無理というわけとかではないのですが時間的に授業に間に合わないときもありそうですし、私は集中力が長く続くタイプではないので3時間の授業だと正直きついかなぁと思ってます。親も先生の教材でカバーできるならそれを買って(プラスの授業を毎月とるよりはお金もかからないので)その分他の教科の授業代に回したら?みたいな感じです。なので、先生の教材で文化史、史料問題は勉強しようかなぁと思ってるのですが買うとしたら
・でる日講義 とことん文化史
・どこでも史料問題
・聴くだけ日本史(美術史編、文学史編)
を、買おうと思っているのですがこれだけでは足りないですか?あと、もし必要のないものがあったら教えてくださると嬉しいです。
それと、夏期講習のことなのですがとりあえず全部とろうとは思ってるのですが、上に書いた教材を使うとしても日本文化史をとる必要はありますか?もし内容が被るならとらなくてもいいかなと思ってます。あと、早慶難関大の日本史はMARCHレベルを目指している私もとったほうがいいのですか?
なんかすごく長くて質問攻めみたいな感じになってしまってすみません。やっぱりでる日プラスとったほうがいいのでしょうか?でも先生の教材にはCDが付いてくるので、それがすごく魅力的です…(笑)それでは失礼します。

<石黒>
まったく正しい認識です。史料対策・文化史対策はもちろん欠かせません。MARCHならなおさらです。ただ、確かに「プラス」の授業では、早慶上智向けの難しめな話が多いのも事実です。derutoko.com 教材や、講習でカバーするのもアリでしょう。というわけで、史料については代替できる講習はないので、『どこでも史料問題』をお勧めします。文化史は夏期・冬期講習で行う文化史と、『でる日講義−とことん文化史−』がほぼ同じものだと考えてください。なので重複して取る必要はありません。『でる日講義−とことん文化史−』の方が少し時間数は短いですが、逆に扱うテーマとプリント類は少し多いです。『聴くだけ日本史−美術史編』『聴くだけ日本史−文学史編−』は、『でる日講義−とことん文化史−』を受け始めてから使うと良いと思います。記憶するのにも使えますし、そのチェックにも有用です。

そして、CDの価値に気づくとは鋭いですね。『どこでも史料問題』に付いている音声CDには、絶大な記憶効果があります。ぜひお使いください。

それから教材の過不足の質問に答えます。センター試験を重視していたり、正誤問題に不安がある場合には『あるある正誤問題』もお勧めします。また、近現代に入ったら『受験生が本当にほしかった問題集 日本近現代史』をやりたくなるかもしれません。こちらは『日本史事始』とは違って、ワセヨビの演習編テキストとは別の内容となっています。

最後に夏期講習の早慶難関大の日本史は、MARCHが第一志望の人は悩ましいところですね。日本史で高得点を取りたい人や、もしかしたら早慶レベルも受験するかもって人にはお勧めします。MARCHの問題もたくさん付いていますが、講義はどうしても早慶上智の問題が中心となってしまうためです。


どこでも史料問題
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2011年05月01日

でるとこ Web ツアー

昨年秋は家の引っ越しでてんてこまいだったのですが、今度はサーバーやブログの引っ越しに手こずっています。そこそこの企業ならポーンと外注に出してしまうのでしょうが、極小企業ではそうはいきません。99%を内部で作っているのです。もちろん Web 専門のスタッフなんていないのですが。

みなさんはどんな端末で Web をチェックしているのでしょうか。derutoko.com では、パソコンとふつうの携帯電話からの閲覧にはできるだけ対応しようとしていますが、すべての携帯端末への対応は追いついていません。なにしろ携帯だけでも DoCoMo と au と SoftBank では仕様が異なっており、3機種のどれでも見えるようにするのは大変なのに、最近はスマートフォンでの見え方もまた違っているようで、こちらは専従スタッフに持っている人がいないためお手上げ状態なのです。現在のこの複雑な Web 環境は、極小企業にとっては非常につらいものがあります。

というわけで、今日は取り急ぎ道案内的な紹介をしたいと思います。当方では大きく2つのwebページを運営しています。

(1)公式Webサイト でるとこ攻略日本史
 PC版 www.derutoko.com/ ブラウザは Microsoft Internet Explorer 6.0 以降のみ閲覧確認しております。
 モバイル版 www.derutoko.com/mobile/
(2)でるとこ攻略日本史BLOG
 PCからの閲覧にくらべて携帯からだと過去記事が読みにくいかもしれませんが、カテゴリーアーカイブをクリックすると、「受験日本史の全体を知る」とか「難関大合格のために必要なこと」、「ノート復元のしかた」などのカテゴリが出てきます。各カテゴリの中にたくさん有用な記事がありますので、ごらんください。

また、公式サイトの中からご利用の多いページURLを、以下に列挙します。
・初めてのみなさんへ PC版モバイル版
・合格スケジュール PC版 ※モバイル版は設けておりません
・教材紹介 PC版モバイル版
・お勧めブログ PC版モバイル版
・会員登録 PC版モバイル版



石黒の日本史道場
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2011年04月30日

‘受かる人’に必要なスピード

最近、Twitter用のbot(自動ツイートシステム)作ろうとして、blogの記事を最初から読み直しつつ、文章を引き抜いています。スタッフの談によれば、記事は2千件を越えるんだそうで、全然作業が進みません。正直参りました。でもそれを言うなら、実はblogを引っ越そうともしており、そのためには無数にあるリンクを貼り直さなければなりません。その作業はスタッフがやっているのですが、これまたなかなか仕上がらないようです。

それにしてもこれだけ書いているので、すでに学習法のほとんどはblogを探ればわかるようになっています。ところが、時々「勉強の仕方がわかりません」とか「ノートの復習の仕方がわかりません」と聞きにくる人がいるのです。これ、冷静に考えると疑問が湧いてきます。というのは、僕が各校舎に行くのが週に一度だけだからです。ってことは勉強法がわからない……って言ってるうちに1週間経ってしまったってことじゃないですか。そんなに放っておいていい問題じゃないはずです。

動きの早い人は、先日の記事のようにメールで問い合わせていますね。もちろん僕も急ぐべきだと思って、できるだけ即返信します。なんという落差でしょう。いずれ入試の結果にあらわれてしまいますよ。たとえば後藤君なら、次の授業までに復習を終わらせることを絶対の締め切りにしていましたよ。受かる人と落ちる人の違いは、こんなところにもあるのです。

こういう物事をやりとげるスピードって、人によって実に違います。今は世の中あらゆることが速くなっていますから、社会に出るともっとスピードが求められます。スピードが出せないなら安い給料であたりまえなんです。その逆に上を目指す人たちは、この受験勉強からして作業スピードを上げることをしてみましょう。もちろんやみくもに突進するのはバカです。情報収集をした上で、強い意志でもって作業に取り組むべきです。

そういえば受験で鍛えたスピードを資格試験に応用して、司法書士に受かった人がいました。なんとたった5カ月の勉強で合格したのです。史上最速なんじゃないかって言われています。もちろん「しゃべり勉強」なんですが、それを専門学校の先生方に話したら、信じてもらえなかったそうです。ちょっとニヤリって思いませんか?


日本史事始
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2011年04月29日

問題を解く力と技をみがこう!夏の日本史道場

先日、ある校舎で生徒とこんな会話をしました。
生徒「問題集って買ってやった方がいいんですか?買わなくていいって言われたんですけど」
石黒「ええっ?確かに問題集を解かずに早慶に合格する人いるけど、相当まれだよ? 普通の人はどういう形で問題が出されるか、解いてみないとわからないよ?」
生徒「テキストの後ろについてるやつをやるだけじゃだめなんですか?」
石黒「うーん、それ解説が少ないんだよね。それくらいで早慶に届くのは、ごくわずかなかなり要領のいい人だけだよ」

彼は今一つ納得できなさそうな顔をしていましたが、聞けば第一志望はある最難関国立大とのことでした。その場合はふつうの私立大の問題なんてさっさと片づけて、その上を行く論述問題対策をクリアしなければならないのです。それは受験日本史界ではもっともやっかいなハードルなのです。
そんな状況なのに、問題集を「やらなきゃいけないんですか?」という質問が出てくるってことは、彼が次の二つのどちらかのタイプってことです。

(1)「俺は問題集なんて解かなくても授業とノートで解けちゃうよ」という大変賢い人
(2)実は受験日本史の全貌が見えておらず、入試を甘く考えている人

彼がどちらのタイプなのかは横において、みなさん自身はいかがでしょうか。たとえ超難関国公立でなくても早慶上智レベルが第一志望だったら、受験の全体像をつかむのが遅れたら致命傷です。日本史についてだけでも、問題レベルの難易度、合格者の正解率、解答にいたるまでのプロセス……と勘違いしそうな落とし穴がいくつも開いています。予備校の授業は毎週毎週どんどん進んでいくので、気づくのが遅いと取り返しがつかなくなるのです。

というわけで、せめて1学期が終わった時点で、状況把握が間違っていないかどうか確かめる機会を設けました。1日完結の特別講座「日本史道場」です。たくさんのハイレベル問題の解説を聴いて、自分の弱点をあばき出しましょう。そして夏休みに行う1学期部分の復習に生かすのです。

講座の中では「ハーフサイズ模試」も行います。今年はそこに英語も取り入れて、英語・日本史の2科目(各30分)を受験してもらいます。日本史だけできても難関大には受かりません。このため英語とのバランスにも注意してもらいたいという意図です。英語の解説は大手予備校講師の渡辺淳志先生に行ってもらいます。

詳しくはこちらに専用ページを設けましたパソコンの方はこちらからごらんください。

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2011年04月28日

南浦和からのメッセージ2011(2)

2週目の授業が終わりました。例によってハイスピード授業なんですが、聴ききってなさそうな人がちらほらいて心配になりました。でも一方ですごく集中して聴いている人もいるのです。そういう人とは何度も目が合うので、「よく聴いてるなー」と心の中で思っています。中には授業後に「お、やる気あるなあ」と思わせる質問をする人もいました。なので僕が「もっと授業を聴こう!」と呼びかけているのは、そういう人たちではないと思っていてくださいね。

それから南浦和現役館の受講生の方は、このメッセージカードにひと言書いておくと、会員登録がスムーズにできますよ。

<Hさん>
第2講から受講しました。やる気が出ました。

<石黒>
それは良かったです。情報を素早くつかめば今からでも大丈夫です。


<Wさん>
分かりやすかったです

<石黒>
ありがとうございます。


<Hさん>
おもしろかったです

<石黒>
どのあたりの話でしょうか……。


<Mさん>
ありがとうございました。

<石黒>
いいえ、こちらこそ。


<Kさん>
右手がやばいです。レコーダー買おうかな…

<石黒>
メモですね。だんだん簡潔に書けるようになりますよ。


<Oさん>
このスピードについていきたくさん吸収したいです。

<石黒>
その意気です。


<Sさん>
石黒先生の話を聞いていて、自分はもっと変わらないと!!と思いました。

<石黒>
このブログをさかのぼって読んでいったら、もっとそう思うはずです。


<Yさん>
すごい焦りました。もっと授業をよく聞いて情報を得なければ、と反省しました。

<石黒>
それは早ければ早い方がいいです。


<Sさん>
部活あとの授業はねむいんですが、どうすればいいですか?

<石黒>
他の先生の授業ではまずいし、河合塾としても公式には良くないとは思いますが、僕自身はガムをかんでいてもかまわないと思っています。最近はマスクをするのが流行っていますから、マスクの中でガムをかんでいるならとくに迷惑はかけないと思いますが。


<Tさん>
もう少し危機感をもとうと思いました。先生のギターかっこよかったです!

<石黒>
休憩時間にチューニングしておいたのに、あの時間にはもう狂ってる始末ですみません。今度弾くときはチューニング直後にしますね。まあ歌が下手なんであんまり変わらないかもしれませんが。


<Kさん>
ギターが良かったです。かえ歌覚えます!

<Yさん>
かえうた覚えてきます!

<石黒>
歌い慣れたらテンポを速くしたり、途中から歌い出せたりできるようになってください。授業でも使います。


<Sさん>
勘違いしている所がありました

<石黒>
それは氷山の一角では……?


<Iさん>
ノートがカラフルなのに見やすい!!なんて初めてです。私はルビは水色・先生の発言は紫の細ペンで書いてますよ。(中学から)

<石黒>
ページごとの印象をつけるために、ノートの端をページによって色分けしてる人もいましたね。色は記憶に役立ちます。それと、その水色・紫の色遣いは結構いいかもしれません。


<Nさん>
すごく濃い内容でした。忘れないうちに清書したいと思います。

<石黒>
がんばって毎週続けてください。忘れたらせっかく聴いた努力が台無しですから。


<Iさん>
中国・朝鮮地方の変化を(日本史範囲で)簡単にまとめておくべきでしょうか?

<石黒>
いや必要ありません。夏期講習で外交史をプリントを使って講義しますので、そこで効率よくつかんでください。


<Nさん>
復元のペースはどれくらいでするのが最適ですか?

<石黒>
人によると思いますがここにある後藤君は毎日って言ってますね。


<Iさん>
ブログ見ました!1週間分目を通しただけでもたくさんの情報があって目が点になりそうでした…。暇ある事にチェックしてみます。

<石黒>
最近ブログの引っ越しをしようとしていて、スタッフが言ってましたが、全部で2千件くらい記事があるようです。今年の現役生にはこれをすべて読んだ人がいて驚きました。オススメ記事はもちろんですが、下にある「カテゴリ」から気になるものを読んでみると良いと思います。何しろこのブログは、通年授業を受けていなくてもタダで読めてしまえますからね。


<Aさん>
ブログとても参考になります!!読んでないと、やばいですね…

<石黒>
時々、見知らぬ地方の合格者からお礼を言われます……。この方も慶應合格でしたね


<Sさん>
ケータイのメールは受信拒否設定はしていないのに、でるとこ.comの会員登録2回も失敗しました!なにがダメなのでしょう??

<管理人>
ご迷惑をおかけして申しわけございません。登録フォームに問題が生じておりました。昨日修正いたしましたので、お手数ですがこちらより再度ご登録いただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。


<Tさん>
もし先生がスポーツ選手にサインしてもらうとしたら、何にサインしてもらいますか

<石黒>
おもしろい質問ですね。有名人にサインしてもらったことがほとんどないんですよ。北海道で写真家にサインしてもらった時は、その方の写真集にしてもらいましたが。スポーツ選手にお願いするなら、やっぱり自分が身につけるスポーツ用品がいいですかねえ。モチベーションが上がりますし。

2011年のもみじ
4年前から育てているモミジの苔盆です。毎年、病気にやられるのですが、4月になるとまたフサフサになるところがたくましいです。幹もだいぶ太くなりました。


あるある正誤問題
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2011年04月27日

でるとこサイトの会員登録について

derutoko.com管理人です。でるとこサイトの受講生限定会員登録につきましては、ここ1ヵ月ほどお受け付けできない状況になっておりました。今月に入ってから登録フォームで送信したにもかかわらず当方からのメールが届いていない方は、恐れ入りますがこちらより再度ご登録いただきたく存じます。ご迷惑をおかけして申しわけございませんでした。

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高卒生ならではの落とし穴

今日は、昨年の現役クラスの通年受講生で、今年は独学するという方からの質問を紹介します。高卒生のみなさんは、これを読んで高卒生ならではの落とし穴に気づいてください。

<Yさん>
こんにちは、昨年藤沢校で石黒先生の通年授業を受講していたYと申します。(以前字が似ているとメールをしたことのある者です)早慶が全滅してしまい、早稲田を目指してもう一度受験することにしました。今は町田校に通っています(ワセヨビとかなり迷ったのですが諸事情により)ので、日本史は受講していません。とりあえずクラス分けで上にはなったのですが、それでも周りの人はなんかぬるく見えます(ただ、自分もそうだから落ちたんだと反省し、痛感しました)。
そこで今年は日本史は通年授業の分は録音と教材、そして講習などを藤沢で受講することにしようと思います。とりあえず3月からとことん文化史を購入させて頂いて頑張っています。文化史の苦手意識は消え去るほどすばらしいものでした!塾でも授業が始まった様なので、政治史ももうやろうと思うのですが、その際のペースなどをご教授して頂けると幸いです。
ちなみに昨年日本史は先生のおかげで夏までぬるかった私でもかなり伸びました。喋ったり書いたり聞いたり、その中でも特に聴覚を使った学習はやはり絶大だと思います。今年は更にそれを生かし極端に出来ない英語を得意科目にしたいと思います。(苦手→得意は努力次第でよくある様なので)長くなりましたが、返信よろしくお願いいたします。

<石黒>
政治史のペースはもっとも遅くて昨年通りということでしょう。それを前倒しするのは良いのですが、急ぎすぎて質の伴わない学習になっても意味がありません。また、前倒しすると模試の順位は上がって当然です。勘違いしてうぬぼれることがないように注意が必要です。基本的に昨年も河合塾に通っていたのですから、単に昨年の延長ではたいした伸びは期待できません。抜本的な変革が必要です。それが明確に描けていればよいのですが、いかがでしょうか。

<Yさん>
お忙しい中ありがとうございます。政治史は昨年より少しだけ前倒しする形をとろうと思います。模試に関しては全くという訳ではないのですが、あくまで「今の自分の実力で、"この形式の問題だとどのぐらいの位置にいるか"を確認できるもの」として、日本史は、昨年一応全範囲は通しているけど、今年やったところさえ出来ていればいいかなというぐらいに考えてるのですが…僕は、昨年から正誤問題が弱点となっています。基本的にじっくり考えるタイプなので、難しいものは丁寧にやれば正解(又は絞り込む)ことが出来るのですが、センターの様な形式にはあっさり引っ掛かってしまいます。(結果満点を目指していたセンターは9割程でした)今年は正確かつ丁寧に解けるようになる為に、昨年少ないと感じていた問題演習の数を大幅に増やそうと思っています。正誤に限らず覚えたものをアウトプットする機会は多い方が定着率がいいですよね。ただそれだけにならないようバランスは上手く計画するようにします。偉人がたくさんいらっしゃるので、その中で今の自分を改革するやり方を見つけていこうと思います。

<石黒>
模試の話ですが、現役生はもちろん高卒生でも未習範囲が出題されるとそこでは得点できないのに対し、前倒し学習している人は得点できるのです。しかしだからといって入試本番でも優位に立てるかというとそうではありません。なぜなら彼らが追いついてくるからです。たとえば11月くらいに行われる模試では、戦後の範囲が出ます。そこは前倒し学習の人だけが正解できるわけです。でも遅れてる人たちも2月には解けるようになっていますから、11月の模試では遅れてる人たちより10〜20点は高くて当然ということです。高卒生には入試直前の下剋上が起こりにくいのです。

それから「変革」の話ですが、日本史についてだけでなく受験全体のことを考える必要があります。それは学習計画だけでなく、生活そのものの変革をするくらいの方が良いでしょう。ブログをさかのぼってもらえばたくさんの例が出ています。坊主にする人、携帯をやめた人、友達と連絡を絶つ人、お昼を一人で食べる人、好きなものを段ボールに封印する人……。人にもよりますがY君は、大決断をして自分に厳しくしないと成果を出せないタイプではないかと推測します。


難関大用語集解
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2011年04月26日

チェックペン勉強ではMARCHどまりです

一昨日のブログを書いた後、また日本史初心者組のことを考えました。やはり「自分は初めてだから」と弱気になっている人は、どうしても自分ができない言い訳をつくっているように見えます。本当に難関大を日本史で受験するなら、そのレベルに至らなければなりません。言い訳している場合ではないのです。授業が終わった後に「授業内容やノートを覚えるために、良い参考書は何ですか?」と聞く人もいますが、首をかしげます。そんな参考書があるなら、授業など受けずに初めからそれを読めば良いのですから。授業でこそ理解すべきです。初心者の方は、すでに3月の時点で受験日本史の実態をつかんでおくべきでした。すでに1カ月以上すぎているので、急いで状況把握につとめてください。まずは「初めてのみなさんへ」というページからどうぞ。(パソコンでごらんの方はこちらからどうぞ。)

さて今日は、現役生の時に通年授業を受けていた人で、再び通年授業を受講する方からの質問を紹介します。

<Sさん>
こんにちは。早稲田予備校高卒生のSです。昨日は授業と質問にお答えいただきありがとうございます。また聞きたいことがありメールをさせていただきました。
2006年の8月13日付けの『復元がなかなかできない人へ(1)』の記事に『完璧に復元できなきゃいけないわけではなく、枠で整理されたまとめの部分を書けるようにしたいだけです。四角番号で整理された部分の多くは、チェックペンをかけて単語チェックができるようになればよいでしょう。ただ、自分の好みで単語を選んでいるのでは意味がないのですが。遺跡名などは、遺跡名を赤チェックペンで塗りつぶしたら、隣に書いてある県名を緑チェックペンで塗る必要があります。』とあるのを春休み中に読みました。
しかし昨日先生がチェックペン勉強はMARCHレベルどまりとおっしゃっていたのですが、これはすべてをチェックペン勉強することがMARCHどまりで、例えば先生が配ってくださるプリントや2番・5播ページはチェックペン勉強でもいいということでしょうか?
ご多忙な中メールをしてしまい申し訳ありません。今度こそはっと意気込んでおりますのでお返事よろしくお願いいたします。(後略)

<石黒>
「すべてをチェックペン勉強することがMARCHどまり」という理解で正しいです。プリントはチェックペン勉強でもほぼ大丈夫です。2番ページはやってみればわかると思いますが、なんだかんだと実はかなり復元できるはずです。5番ページもわりと復元できるでしょう。というわけで大雑把に言うと「板書したところは復元、プリントはチェックペン」という感じです。

<Sさん>
お返事ありがとうございます。2番・5播ページはあらかじめ四角1(パソコンで記号がうてませんでした)や,覆匹鮟颪い浸罎鬟灰圈爾靴討修譴鯢元する時に使おうと思います。遺跡はノートに直接ピンクで書きました。(プリントが見づらいとかではなくなんとなく目がいってしまうためです。すみません。)その他のページは完全復元します!昨年まではただ単語をしゃべるレベルのしゃべり勉強しかしていなくて、納得ゾーンのところも同じようにしていたので考えてしゃべることをしていませんでした。何をどうしゃべってよいかわかりませんでした。しかし昨日からつながるところを線でつなげてしゃべる道筋を分かるようにしました。これで先生が授業中におっしゃったことまで入れて1番ページをしゃべると20分くらいかかってしまいました。どうすればもう少し短時間で要点をついたものになるでしょうか?

<石黒>
人によってやり方はさまざまあると思いますが、基本的には十分身についたところを飛ばしていけばいいと思います。そもそもゴロを言うだけですむところもありますよね? その辺りの具体的な話を後藤君が書いてくれています。こちらをどうぞ

ちなみに2番ページに関しては、四角番号や丸番号がなくても復元するのは簡単だと思いますよ。なぜなら5つの史料の出典は、まとめて思い出せて当然ですし、それぞれの史料に書かれたできごとを「この史料には、○○年と△△年のことが書いてある」などとわしづかんで覚えるのも当然だからです。机の引出しがいくつあって、そこにはだいたい何が入ってるかって知ってますよね? それと同じ感覚です。自分の勉強をもう少し高みから俯瞰してみて、「この作業は無駄だな」と思えることを減らしていってください。

derutoko at 00:00|Permalinkclip!ノート復元のしかた 

2011年04月25日

一泊帰省のみやげ話(2)

このブログを読み始めたばかりの受験生のみなさんすみません。今日はイレギュラーに学生や新社会人向けの話です。

一泊帰省のみやげ話(1)からだいぶ日にちが経ってしまいました。帰省するといつも小学校時代からの友人3人で飲むのですが、一人はこのブログでも時々出てくる前田君です。彼は尾張地方でヘアサロンを3店経営している人です。そしてもう一人のA君は一部上場企業でそこそこの地位にある人なんです。

そして今回、就活および新人採用面接の話を二人に振ってみたのです。
A君「サークルでがんばってたこと話す奴(就活生)いるんだけど、こっちからしてみれば『それで何?』って感じなんだよね」(←シビアです)
前田「そんなん関係ないからねえ」
石黒「人事担当の人って、自分が責任かぶりたくないから無難に高学歴の人を選ぶ傾向ない? ほら『低レベルの大学だけどこいつはイケる』って採用しても使い物にならなかった時に、周りから非難されたくないからさ」
前田「あー、それはあるかもね」
石黒「もし早稲田卒とかだったら、周りも『あいつあれで早稲田なのかよ』って言って本人を非難するだけで、人事担当を非難することはないって言う……」
A君「うーん、うちはそうでもないな。あんまり学歴は関係ない」
石黒「それはすごい会社だなあ。じゃあどんな点が重要なの?」
A君「考えのしっかりしてるヤツだな」
石黒「なるほど」
前田「うちのスタッフで、どこに就職するか決めるためにヘアサロンを40店舗も訪問した人がいてさ。それで『ここだ!って思った』って言うんだよ。そこまでやる人いないからねえ」
石黒「あーYさんね」(彼女は目がきらきらしてます)
前田「最近はやらなくなったけど、入社希望者を夕飯に誘って食べているところを見るね。面接終わってご飯ってなると気が抜けるから、自分が出るんだよ。そこで『いただきます』って言うかな? とか『ありがとうございます』って言うかな? って見てる」
石黒「なるほどねえ。素でそれができなきゃ接客業としてはナイね」

経営者側に立つと、会社に依存するような姿勢の人は要らないんですよ。「学生気分が抜けない」と言われますが、要するに「お金をもらう側」になっていることが心底理解できていないってことです。いつだったか上記のA君がこんなことを言っていました。彼は部下の残業代をつけないと言うんです。世間で話題になっていたいわゆる「サービス残業」です。定時を過ぎて仕事してもその分の給料は出さないという……。僕が「マジか!?それで文句言われたりしないの?」と聞くと、「言ってくるヤツいるけど、『お前それだけ稼いできてるのか?』って返すだけだよ」と、ヒジョーに厳しい上司っぷりを見せたのです。まあ飲み代などは、結構はずんであげているようでしたが。

学生でバイトしているみなさんは、一度、自分がどれだけ売り上げに貢献しているのかを考えてみるといいと思います。営業のバイトをすると、自分の売り上げがはっきり見えてよくわかりますよ。セールス業は嫌う人が多いでしょうが、一度は経験しておくべきかもしれません。

derutoko at 00:00|Permalinkclip!石黒の日々 
石黒拡親
石黒拡親

愛知県出身。1990年、東京学芸大学教育学部卒業。早稲田予備校・河合塾講師。
入試問題分析を20年続けてデータ化し、2万の用語の出題率を取っている。
「ウソはったりのない、入試に直結する講義」を強くこころざし、受験生には「考える力をもってもらいたい」と強く願う。

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